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第4号
自国を誇る
日本書写能力検定委員会
事務局次長 渡邉 啓子

 満開の桜に心和み、日本の美を感じる今日この頃です。また、四季折々の美しさを目にすることで、心も豊かにさせてくれるようです。 桜といってもう一つ思い浮かぶのは、一年の始まりです。学年が変わったり、進学したり、就職したりと新たな道を歩む方も多いですよね。進路の選択として留学される方も多いのではないでしょうか。

  私事ですが、先日中国蘇州市へ行ってまいりました。 蘇州市は書写検と30年来の交流がある地で、特に2000年から2002年にかけては5回行き来し、有意義な交流を行ってきました。4年ぶりの訪中でしたが中国の発展は目覚しく、経済にしても教育にしても進歩する勢いに圧倒されます。 何より次代を担う方々が生き生きと活躍されている姿はとてもよい刺激になりました。  「百聞は一見に如かず」の通り、自分の目や心で見聞きすることで視野は果てしなく広がります。  留学から戻られた方のお話しをお聞ききしても世界という視野を感じます。その中で書写を学ばれた方であれば、だいたい第一声は「書写をやっていてよかった。もっとやっておけばよかった…」等が多いです。

  自分が行き来したり、皆さんのお話しをお聞きして改めて思うのは、世界へ出た時に、語学留学でしたら語学はできて当たり前のことであって、その場でより自分を生かせるのは、自国の文化や伝統を自信や誇りを持って表現したり、伝えてこられる事なのではないかという事です。

  書写検の文字教育では日本独自の文字である「ひらがな」を大切にしております。 また、文字に留まらず日本には素晴らしい文化・伝統・美しいものがたくさんあります。 自国の誇れるものを持てるのは大切なことです。世界に目を向けさらに飛躍していきたいですね。

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