私は、小学校二年生の頃から、房仙会で書写書道を習い続けています。生徒思いの先生や、良い仲間に恵まれた環境にあり、日々充実したレッスンを受けることが出来ました。
書写書道は、字の上達といった技術面はもちろんのこと、精神面の向上にも繋がることが多くあります。自分と同じ目標に向かって練習に励む仲間が身近にいることにより、切磋琢磨の意味を肌で感じたり、後輩の面倒を率先して見ることで、思いやりの精神を育むことが出来たりと、心の成長に大いに反映します。
私は高校生になり、書写だけでなく書道も同時に学び、師範の免許を取得したりと、書に関する視野を広げ、練習に励んでいました。その時、憧れていた書写検の先輩方が、書写書道を一芸として生かし、自己推薦という方式で大学を合格されたことを知り、私もこの制度を生かして受験したいと考えました。
志望理由書や、活動記録書の作成の際には、なかなか仕上がらずにとても苦労しましたが、書写書道を通して身に付けた集中力と忍耐力で、最後には自分の納得のいく書類を作ることが出来ました。また、硬筆検定を受けるために、早書きの練習もしていたので、小論文テストの際にとても役立ちました。
そして何よりも、周囲の人々の応援が大きな力となりました。私の要望や目標を絶対に否定せず、いつも笑顔で背中を押して下さった先生や、支えてくれた家族のおかげで、前向きに物事をとらえることができ、合格へと繋がったのだと思います。合格発表後、先生方や房仙会の仲間から、沢山の祝福のメールやファックス を頂き、多くの人に支えられていることの喜びを実感し、「感謝の気持ちの大切さ」を、また一つ、書写書道を通じて学ぶ事が出来ました。
このように振り返ってみると、書写書道は、現在の学校教育ではなかなか学ぶことの出来ない、内面の向上という心の教育を、自然と理解し、磨き上げることの出来る最高の場であると思います。
最後になりましたが、お世話になった先生方、本当にありがとうございました。そしてこれからも、日々努力を積み重ね、腕と心を磨いていきたいと思いますので、ご指導の程、よろしくお願いいたします。 |