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受講者体験談

■ 総合師範科
一所懸命に学びたい。何よりこの書写検≠ナ学んで よか
ったと言えるように、クラスは【総合師範科】に決めました。

大学4年   安保勇貴
( 総合師範科受講中)

 私は日本書写能力検定委員会≠ノ出合うまで習字が嫌いでした。小・中学校での書写の時間もほとんど友達の作品を写していましたし、体育会系でヤンチャな私は、書道を毛嫌いし20年間習字とは無関係でした。

 大学進学で東京に出てきて2年が経ち、将来の事を真剣に考えるようになりました。将来つきたい職業はありましたが、その職業に向かって努力や自己改革等は何もしない日々でした。学年が進むにつれ教育実習・就職活動と、さらに自己改革を必要に迫られ、「この状況で自分には何がでるのか。」と不安でいっぱいになりました。

 そんな時たまたま書写検本部の前を通り、子供たちが書いた上手な作品が目にとまりました。「ここで自己改革ができるかもしれない」と思いました。しかし、20年間習字とは無関係でしたし、自分より数段に上手い子供たち…。悩みました。でも、「ここで変わらなければ、何も変わらない…」。私の好きな言葉の一つに「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉があります。だから、自分改革する為には今まで避けていたことに挑戦しようと門を叩きました。

 実際には大学3年生で授業や就活という大きな壁もありました。「一所懸命に学びたい。何よりこの書写検≠ナ学んでよかったと言えるように、クラスは【総合師範科】に決めました。

 【総合師範科】は、好きな時間に来て何時間でも練習でき、先生が居る時は教えて頂ける。本部の近くに住んでいた私にとって最適なものでした。始めてすぐ私の20年のイメージは払拭されました。偉そうな先生が座って、子供たちが黙々と一つの課題を書いているわけでなく、半紙や硬筆、そして見たこともない大きな筆で様々なものを書いていました。私が20年間毛嫌いしていた理由が嘘のような光景でした。

 そんな中、何もわからない、字も上手くない私は諦めず続けることで、改めて感じた事が3点あります。
 1. 人との出会いは自分を変える。「一期一会」
 2. 教えてもらう時に素直であれば成長が早い。「上善如水」
 3. 感謝の心を持ち、何事も続けることで得られるものが多くなる。「感謝の心」
ということです。そのお陰で今では、作品を見せると、色々な方に褒めて頂けるようになりました。また、物事をプラスに考え人に感謝すること、自分が思っている以上に多くの人に支えてもらっているのだと思えるようになった点で自己改革にも成功したような気がしています 。

 私は母から「孟母断機の教え」を中学1年生のとき教わり、学校・部活・塾等を休むのが嫌いになりました。この一年半でも教育実習や実家(岩手県)の用事以外で練習を2週間以上休んだことはなかったです。

 【総合師範科】に入って一年半、学校のノートや硬筆はまだまだですが、初めて父が褒めてくれた、毛筆は就職しても続けたいと思います。

 今後、上越教育大学大学院へ進学のため新潟に移りますが、できるだけ時間を作り本部に行き【総合師範科】の名に恥じないように、後2年で総合師範を取得したいと思っています。

 総合師範を取得できたら、それは終わりではなく自分の本当のスタートだと思います。そのスタートラインに立つために『人生における大きな喜びは 君には出来ないと 世間が言うことを やってのけることである。』を心に更なる飛躍を誓います。
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